今日は塗装ボランティアの方々が来て下さり、色んな所にペンキを塗って下さいました。多くの児童は外出に行きましたが、園内に残った子ども達は変わっていく学園の姿に目を輝かせ、「イメチェンや！」と喜んでいました。外出から帰園する子ども達がどんな反応を見せてくれるのか今から楽しみです。

<矢野幸二郎>

6月半ばに差し掛かり、本格的に梅雨入りです。不快指数も上がり、職員も子どもたちもいイライラしがちになってきています。子どもから「先生、何で怒ってるん？」と言われ、ハッとなって鏡に向かうと、強張った表情…。知らない間に子どもたちにも嫌な思いをさせていたようです。

まだまだこれからが梅雨本番。子どもと接する前には鏡の前での『表情チェック』を怠らないようにしようと思います。

<藤本耕平>

　岸和田学園のそばを牛滝川という水深の浅い川が流れています。昔はその川の水でおねしょをした子どもの衣類を洗濯をしていたそうで、学園の昔の様子の写真でも登場します。

今朝、小学生を牛滝川にかかる念仏橋まで見送ろうとした際に、橋の隅に2つのランドセルが道端に無造作に置いてあるのを見つけました。

「さては登校前にも関わらず、川に入っているな！」と思い、橋の上からのぞいてみると、案の定、二人の兄弟が川に降りて、くるぶしほどの水深の上に頭を出した石の上を渡っているとことでした。

「なにしてるんや！早く上がってきなさい!」と呼ぶと、「弟の帽子が川に落ちたから拾っててん！」と訳を話してくれました。

「頼りになるお兄ちゃんだけど、川は危険だから、今度は職員に言うてな」と伝え、帽子をとって来た兄は靴がびしょびしょのため、再度、学園に戻って新しい靴下と予備の靴を履き、濡れた帽子を手に持つ弟と一緒に走って登校していきました。

大阪も梅雨入りして暑くてじめじめしてくると思いきや、今日は快晴で布団を干すチャンス到来。子どももふかふかの布団で寝るのが大好きです。

また暑くなると流行るのがチューペット。チョップで割ってみたり、膝でかっこよく割ってみたり。好きな子は一人で3本も。「あちょ～！」「あちょ～！」「あちょ～！」梅雨にも負けず、節電にも負けず！

<廣田　将>

中学3年生は修学旅行の代休で朝からテレビを見ています。受験生なのにまだまだのんびりしている子もいますが、みんな心優しい子どもたちばかりです。普段はよく暴言などを吐いて注意される子どもも職員や小学生にお土産を買って来てくれました。その優しさに涙をためて「君はなんでそんなに優しいんや」と思わずポロリ。

先日も、大事なお小遣いで買ったおやつを「これはあの子にあげるやつ、これもあの子に分けてあげるねん。」とウキウキしながら職員に言ってきます。「君はなんでそんなに優しいねん」と涙を溜めずにはいられません。